2018年09月01日

KCJ News(2018.9月号)

HPKCJNEWS

日も短くなり台風シーズンに入ってきました。涼しくなったからといって季節の変わり目では 気を緩めないでくださいね。急激な寒さが来たり、酷暑が戻ったりと体調を崩しかねません。 着替えや飲み物を十分に用意して、暑さ寒さの両方に対処できるよう気を付けましょう。なお、 大会などが多い時期ですので予約が取りづらくなっていますので、早めの予約をしましょう。

 

【今月のセルフイメージ】

・・・ EQ が成長した高学年生 in 白子 … 思いやりが自然な行動になった! 

【大会戦績】

・・・松崎・田子組が関東大会で3位! 全国大会では、2回戦大接戦の末、敗れたペアがなんと今大会優勝していました!惜しい…。

【イベント情報】

・セルフイメージアップ教室・・・子供たちの幸せを心から願って

子供たちは、必ずセルフイメージ通りの人生を歩んでいくことになります。こ の自己像認識を少しでも…できればもっともっと高めてあげることが KCJ テ ニスアカデミー最大の目的です。ほとんどの子供がはるかに高い能力を持ちな がら低いセルフイメージに蓋をされています。まだ参加したことのない方は、 一度でいいので、KCJ の持ち味を味わってみてください。

日程:9月 16 日(日) 9:30~11:30 

参加費:500 円

場所:水郷体育館 *視聴覚室
 

・土浦市小中学生硬式テニス大会(当アカデミー外のイベント)

KCJ テニスアカデミー主催ではありませんが、土浦市体育協会硬式テニス部 (土浦市テニス協会)が行う大会です。楽しく、たくさん試合ができる、特に大 会に出たことがない子供たちに超おススメです。KCJ スタッフが運営してい ますので、安心してご参加ください。(サーブありです。テニスのルール、カウントは ほぼわかるようにしておいてください。フロントに申込用紙を準備します)

日程:9月 17 日(月・祝) *雨天中止  8:30~16:00 予定 

参加費:2,500 円   場所:水郷テニスコート 

 

EQ が成長した高学年生 in 白子 … 思いやりが自然な行動になった!

 

総勢 47 名の今年の白子キャンプは、例年にも増してうれしいことがたくさん ありました。特にうれしかったのは、いつもなら各イベントごとに 1~2 名の不 平を言う子が必ず出るのですが、今年は全イベントを通じて全くなかったこと。 私の耳に入らなかっただけかもしれませんが少なくとも、他のやりたい子供た ちの士気を下げるような状況がなかったことです。そしてルール違反やマナー 違反も皆無だったのではないでしょうか。高学年生が兄姉のように低学年の子 をしっかり管理し、話し相手になり、時には 2 人組ゲームのパートナーに知ら ぬ間になってあげてくれていたり、歩き疲れた低学年の子をおんぶしたり、体調 を崩した子のサポートを自主的に続けたりと、これを書いている今も思い出し てウルッと来てしまうようなリーダーシップも見せてくれました。低学年の子 たちは兄姉さんたちの気づかいや温かみを憧れや尊敬とともに感じ取ってくれ たのではないでしょうか。そしてその与えられたものをいつの日か年下の子た ちに与えてくれるはずです。
 さらに、悪口や汚い言葉使いも聞くことはありませんでした。最初のオリエンテ ーションで、例を挙げながら人への悪口は必ず数倍になって自分に戻ってくる こと。実はセルフイメージの低い人が自分の劣等感から他人を貶(おとし)めて自 分を高くに置きたいために悪口を言いたくなること。そもそもセルフイメージ の高い(自信のある)人は、自分を高く見せるための他人攻撃をすることもないし する必要もないこと。人への悪口は脳の構造から自分へ向けた言葉として認識 することなどを子供向けに話したところ、みんなが引き込まれるように聞いて くれたことも印象的でした。
 インドアでのテニス練習では、上級者たちに、あの土居美咲プロがジュニア時代 フレンチオープン Jr(ジュニアの世界最高峰のグランドスラム大会)でダブルス を優勝する土台を築いた、スポンジボールを使った高度なダブルス並行陣の練 習もインドアだからこその無風状態で行うことが出来ました。(あまりいいプレ ーのところが取れなくて残念でしたが動画を HP に載せておきます)
 「人への思いやり」を一番の評価基準として最大の賞(プレゼント)の受賞者を決 めるにあたり、選出に大変悩みました。それだけ今回参加の高学年たちは、EQ の成長に目を見張るものがありました。このキャンプでの重要なテーマである ことはオリエンテーションで伝えてありましたが、賞の評価基準にすることは 伝えていませんでしたので、プレゼント目当ての気配りではなく、本当に自然 な、私たちも見落としてしまいそうな本物の気配りであったことが、そしてたく さんあったことがよかったと思います。