2016年11月

今月のセルフイメージ(2016.11月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。

 

◇ セルフイメージは自分に対する思考… 思考は現実を創るエネルギー
 
2015 年 7 月号のこのコラムで「口ぐせを変えて自分を変える」について、書 かせていただいたことがあります。ネガティブな思考が多い人は、3D といわ れる「でも、だって、どうせ」に続いて「無理、できない」などの言い訳が、気 づかないうちに口ぐせや思考の中にたくさん出ていて、否定的な場面ばかりをイ メージするので、当然セルフイメージも低くなるはずという内容でした。 いつも口に出る言葉から、自分の思考の傾向がわかる…つまり、自分の口ぐせ を観察することによって、いつも自分が無意識に何を考えているのかをチェック できるという事。つまりセルフイメージの高い低いがほぼわかるという事なので す。そうであればその口ぐせをどの様に変えるかによって、ネガティブ(否定的) な思いからポジティブ(肯定的)な思いを増やしていけるはず。そうなれば自己像 も高まるはず。幸せな人生に近づいていくはず。 トーナメントクラスなどの高いレベルのクラスは、この口ぐせや思考をコント ロールすることが、如何にできるかによって戦績にすぐに影響してきますから、 常日頃から言葉や態度に現れる思考をコーチが読み取り、修正していくように促 しています。2016 年 1 月号でお伝えした「ポジティブ(プラスの)イメージと ネガティブ(マイナスの)イメージの持ち方によって、身体の反応が変わってくる …脳と体はつながっていて、マイナスのことをイメージしている時は脳から体に もマイナスの指令が出て、プラスの反応が体に起こることは絶対にない」のよう に確かに(明らかに)、ネガティブな言葉や態度が出た場合は、その後のプレイが 一気に下がるだけでなく、不思議なことに相手のプレイも上がりラッキーショッ トも増えてくるという悪循環に陥ってくるという状態を無数に経験しています。
  我々スタッフは、今考えていることが次の現実を創るという事を体験的に確信 しており、セルフイメージもその一つであり、今の自分に対するイメージ(思考) が変わらない限り、必ずその通りの人生を歩むことになる。だから子供たちが高 いセルフイメージを持てるようになることが、私たちの最大の目的であり、テニ スレッスンの中でも一番重要視していることなのです。  何度もお伝えしたように、ご家族の肯定的な言葉がけや子供を信頼する態度、 やる気をサポートする姿勢が重要です。共に子供たちを応援していきましょう。