2017年11月

今月のセルフイメージ(2017.11月号)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。

◇ 一番やりたいことをやるとき、最大のエネルギーを発する
 
「他の人に言われた人生ではなく、自分が進みたい人生を生きればよかった」 人生を最後に振り返って、

人が一番後悔していることの最多がこういった内容だ そうです。

親の希望や周りの期待、他人の目を気にして、本当に自分がやりたか ったことをやれなかったこと、

自分の意志で自分の人生を生きてこなかったこと こそが最大の悔やみだというのです。

ここに「幸せとは何か」を示唆しているも のがあるように思います。

「人に迷惑をかけないように」「 失敗しないように」「恥 ずかしい思いをしないように」「そんなことは無理」「あなたのためを思って言っ ているのだから」など、子供がやりたいことをしようとしている時にブレーキに なる言葉をかけているのではと感じたら、ちょっと立ち止まって欲しいのです。


 子供たちから感じるエネルギーがあります。

一番やりたいことをやっている子 供達の集中力たるやそのエネルギーは計り知れないパワーです。

今プロキッズな どで将来を夢みて嬉しそうに、そして驚く成長ぶりを見せてくれている子供達の 集中力を見ていると将来に期待と安心が持てます。

逆にエネルギーを感じない子 の場合は背後に上記のような言葉がありそうな気がしてなりません。

人の目を気 にし、失敗を恐れ、引っ込み思案で、よく言う「他人の人生を歩む」のではない かと、そして最後に冒頭の後悔をするのではと悲しくなってきます。

先日のセルフイメージアップ教室で、講義のあと「え~もう終わり~?あと 2 時間!」「小学校は 50 分くらいじゃないの?2 時間もやってもう疲れただろう」 「じゃあもう 1 時間」というやり取りがありました。(今回ように目がキラキラ しない時もありますが) 子供たちは自分の夢が現実に近づけることをこの講義の 中に感じ取ってくれたのか、自分が進みたい方向とリンクする部分があったの か、 2 時間が短く感じられるほどのエネルギーがわいてきたことの表れではない でしょうか。

「好きなことをやる」最近ではよく見かける成功者や幸せにまつわ るフレーズですが、私も全くその通りだと思っています。

少なくとも私の周りで は好きなことをやってきている友人といるときは楽しく、そうでない友人といる ときのように愚痴など聞かされません。

可能な限り子供が本気でやりたいものを 応援し、彼らには後悔のない人生を送ってもらいたいと望んでいます。