KCJが伝えたいこと

今月のセルフイメージ(2018,4月号)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。

 

 

◆世界にはばたけ!…国際人としての自覚とともに 「国際感覚を身につける」は私たちKCJのテーマの一つ。

これから急速に国際化が進む中で英語が必須であることについて異論をはさむ余地はないでしょう。 国内でさえも職場の会話は英語のみという企業も増えつつあると聞きます。それがわかっていながら、ほぼ使えない(私の場合)学校教育の英語だけで済ましてしまうのか、それとも何かしらの行動を起こすのかは、子供たちの将来にとって皆さんが思っている以上の大変な差になってくると思っています。 大阪なおみプロの陰に隠れてしまった感がありますが、ウインブルドンで3回戦、リオオリンピックの日本代表、フレンチオープンジュニアではダブルス優勝などと輝かしい戦績を残す「土居美咲プロ」が日本のトッププロにいます。私が小学2年から中学2年まで指導した教え子です。2002,2003に3週間ずつ、小5~高2の10名弱をフロリダのテニス遠征に連れていったとき、彼女は小5~小6でした。(HPに当時の日記や写真を当時のまま載せておきます)目的は小さな時から「世界的な視野を身に着ける」「海外の子供達との交流」「国際大会に3大会出場」することでした。 当然英会話にも挑戦します。大会期間中は会場で試合前の練習相手を見つけなければなりません。「日本人同士での練習は禁止! 必ず外国の選手と練習すること」を命じた日がありました。〈シーン!〉誰一人動きません。10分、20分、そうこうしているうちに明らかに年下の外人選手たちから練習相手を探しているとの声がわがチームの背高順にかかり始めて、一人、二人と数人がコートに向かいました。結局、残った子たちは縄跳びやボレーをコート外でやっただけで貴重な練習時間をつぶしたのでした。 このとき、年上に対して臆することなく声をかけて来た外人の子供達は、1年後には立派な国際人になっているな、そして日本人は海外で何かトラブルがあった時、真っ先に死んでしまうのではないかと本当に思ったものでした。「相手が困るかもしれない」から声をかけないでおこうと思うのは、‶ダメもと″を嫌う日本人のある意味良いところかもしれませんが、海外の選手はほぼ無理なことでも平気でリクエストしてくる。断られても気にしていない。「万一通れば…」ラッキーなのです。でもその万一が通ることも海外ではたまに見られるのです。 昨年の白子キャンプに参加してくれた女性スタッフYuri Takagiは、KCJのトーナメントクラス出身。 現在アメリカのカークランドに一人住む大学生。戦績もなくあまり目立つ存在ではなく将来を少々心配していましたが、夏休みで帰ってきての再開でビックリ。まるで別人、エネルギーがすごい。早速キャンプスタッフをお願いした次第。KCJのスタッフにとも誘いましたが、今はアメリカが大好きで当分は帰らないらしい。何がここまで彼女を変えたのでしょう? 彼女の大学のテニスレベルは3流ですが、そこでたまたまNo1らしく、そのおかげで学費などが免除だとうれしそうに話します。たくさんの人種にも囲まれ国際人的な自覚(セルフイメージ)も高まったのでしょう。 土居美咲プロも先のような経験があったからこそあそこまでの選手なったのだと思っています。いずれも若いうちに海外を経験しているということ。その中で英語を覚え、外人選手に気おくれすることがなくなり、広い視野に立つことができたことが大きな自信につながったのでしょう。 KCJテニスアカデミーでは長年の目標であった海外拠点が、オーストラリアの最大都市シドニー(オリンピックパーク)に置けることになりました。オーストラリアといえば私がテニスを始めた当時はアメリカをしのぐテニス王国。今再び世界テニスに牙をむき始めているこの国は、日本と時差がなく季節も真逆で最高のテニス環境にあるといえます。この国でテニスを磨き、語学力を高めアメリカ大学体育協会「NCAA」加盟大学からのスカラシップを獲得する。そしてプロテニスプレーヤーになってもいいし、国際人として様々な分野で活躍してもいいと思うのです。日本にはないアメリカ大学スポーツの素晴らしいサポートシステムを理解すれば本気で検討したくなる方も出てくるはずです。(*裏面参照) アメリカ大学をお勧めする理由として下例をご参考ください。

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