今月のセルフイメージ

今月のセルフイメージ(2016.2月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
【 セルフイメージアップ教室とは…どんなことをするのか? 】 まず、なぜこれをやろうと思ったのか。 私が、とてもいい才能を持っていると思っている子供たちが、 低いセルフイメージを持っているという理由だけで潰れて(才能を発揮できないだけでなく残念なその後を歩む)しまうという、 つらく耐えがたい経験を幾度もしたから、そして、どんな努力をしてもセルフイメージを高めることには及ばないという事実を、 私が体験した実例(セルフイメージが高くて成功した、低くて失敗した)を含めたいくつかの例(世界的に有名な話やスポーツ世界での実話)を通じて 子供たち自身にも理解してもらいたいと思ったからです。 そしてセルフイメージが低いままではせっかくの努力も苦労も報われないので、 こうして出会えた子供たちに少しでもセルフイメージを高めて今のままで行くよりも、より良い未来にして欲しいと思っているからです。 実例の話のほかには、セルフイメージを高めるためのワークをよくやっています。 自分の今の状態を知るための「長所と短所」「私はこんな人間だと思う」「セルフイメージチェック」…や、 成功する体質に近づけるための「実現可能な小さな成功まずは1週間」「成功ダイアリー」…。 勇気を持つための「あなたの知ってる勇気ある人」「自分に勇気があったら」…。 そしてセルフイメージを低くさせてしまう悪い言葉や態度を変えていくための「使ってはいけない言葉や行動」「口ぐせを変えて自分を変える」…など、 子供たちが少しずつ少しずつ自分自身を、今より好きになっていき、自分の未来に自信が高めていけることを望みながら行っています。 これらのワークの一部を、近々にホームページ上に載せたいと思っています。一人でも多くの方にご覧いただきたいと思っています。

今月のセルフイメージ(2016.1月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
【 テニスとセルフイメージの両輪で …KCJを十分に活用してください。 】 テニスは子供たちが成長していく過程で、学びたいものをたくさん含んでいるスポーツといわれます。 錦織圭プロなどの試合を見てもわかるように1試合が3時間を超えることもよくあり、 平均時間では最も長いスポーツの部類に入ります。 この長い時間だからこそ当然、様々な状況と遭遇することになります。 その変化する状況を把握し対策を考え意思決定し実行する、また再検討しながら作戦や心の在り方を創り直していかなければなりません。 うまくいかない時の自分の感情をコントロールしたり、相手の心理や感情も観察したりと、 体力だけでなく頭脳やメンタルをふんだんに使わなければならないスポーツなのです。 また、大会に出られるようになるまではかなりの時間がかかるので技術的な面でもたいへん難しく、 上達することだけでもかなりあきらめない心が要求されます。 さらに“硬式テニス”だけの特徴である「セルフジャッジ」と「No!コーチング」は、 紙面には書ききれないほどのメリット(後日お伝えしたいです)があります。 これらは子供たちのこれからの人生において、とても大切なファクターとなるでしょう。 是非とも“硬式テニス”の大会、小さなものでもいいので参加することを目指してほしいと思います。 このような人格形成に優れている硬式テニスをやりながら、一方でセルフイメージを上げていくことができれば、 子供たちの将来は必ずより良い方向へと進んでいくと確信しています。 嘘だと思わずセルフイメージアップ教室にも参加してみてください。 中には数名、子供自身が「毎回参加したい」と親に言ってくれているようです。 子供たちにストレスは全くかかりません。 前回、前々回も子供たちは大笑いで帰りました。ただ来るだけでいいのです。心からお待ちしています。 KCJNews 2016.1月

今月のセルフイメージ(2015.12月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
【  プラスイメージ=好調 …イメージレベルと同じ反応が身体に起こる  】 セルフイメージに関するあるサイトで、 ポジティブ(プラスの)イメージとネガティブ(マイナスの)イメージの持ち方によって、身体の反応が変わってくると… 脳と体はつながっていて、 マイナスのことをイメージしている時は、 脳から体にもマイナスの指令が出て、プラスの反応が体に起こることは絶対にない…という内容が載っていました。 私たちは子供たちのレッスンを通じて日々このことを実感しています。 子供たちが知らないのは当然としても、親の皆さんはどうでしょうか。 「自分は大丈夫だ」といつも思っている子と、自分に自信がなく「うまくいかないんだよな」と思っている子の間には、 長い人生の中でどれほど大きな差が開いていくのでしょう。 10歳(10年間)に満たない短い間になぜこんなに違ってくるのでしょう。 夢と希望に満ちて失敗をおそれず、様々なことにぶつかっていって、 そこから多くのことを学んでいってほしい大切な子供の時期に、 もうどこか人生や可能性をあきらめかけている子が多いのが残念でなりません。 トーナメントクラスの選手にはもちろん、リトルキッズ、キッズ、ジュニアの生徒にいるような常にネガティブな「がっかり」系の子はほとんどいませんが、 それでもプラスイメージ時=好調、マイナスイメージ時=不調がはっきりと表れます。 日によって違う場合もあれば、150分の間に好不調の波が来る場合もあります。 この好不調は、あきらかに心の状態が左右しています。 選手によっては考え方(感じ方)を変えることによって一瞬にしてマイナスをプラスに、不調を好調に変えられるようになってきています。 一人でも多くの子供たちがポジティブイメージ=好調である時間をたくさん持てるようになってもらいたいと思っています。

今月のセルフイメージ(2015.11月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
『   子どもが自分自身を信頼できるセルフイメージを  』 以前に、「チャンスをつかめる子供に」の中で失敗を本人がどうとらえるか、どんどん失敗を体験させてあげてほしいというお話をいたしました。 今回も似た内容ですが、子供の「自立」という視点から考えてみます。 「自立」とは自分で物事を処理できること、問題があっても他に依存しないで自分で解決しようとすること…などといえるでしょう。 最近、レッスン予約の電話や予約表記名を自分でするようになった子が増えてきました。 かたや小学生の高学年になってもいまだに親に起こしてもらっているとか、 そして遅刻しようものなら親のせいにしてしまうとか(笑)…失礼! 親から子への最高のプレゼントは、 「子供が自信を持って自立できるようにすること」だそうです。 幼い頃、まだ他力依存も必要な時から、少しずつでも可能な範囲での責任を持たせてあげれば、 子供たちは自分の足で立ちつつあることや、人としての尊厳を持てつつある喜びなどを感じてセルフイメージも上がっていくはずです。 だから失敗するとわかっていても、やらせてあげてほしい。 そこで手を出してしまうと、そこから学ぶこともできず、大きくなればなるほど、 やらなければならない場面に出会ったときに苦しみが大きくなり、 不安なことには何も挑戦できなくなる「だって、できないんだもん!」って… 子供が自力でできることを代わってやってあげる毎に、自分で考え自分で行動するチャンスを取り上げ、自立を妨げていることになります。 そして人を頼っているために、うまくいかないと人のせいにし、他人の意見に振り回されることになるのでしょう。 自立している子は自分を頼りにし、 他に依存しないので、 他人に裏切られるという意識もあまりなく、 他人の言葉や態度から傷つく、惨めさ、寂しさ、怒り、失望を感じることも少ないらしいですよ。 「子どもを不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ」… ルソー

今月のセルフイメージ(2015.10月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
『  思い通りに体を操れること … 子供たちの自信につながる第一歩  』 私たちがセルフイメージにこだわり、何度も何度も皆様にお伝えさせていただいているのは、子供たちがセルフイメージ通りにしか成長していかないという事実を体験しているからです。 書物やネットでも同じことが言われていますが、30年以上も子供たちの成長に関わり実際に経験してみるとそれはすごいものです。テニスの試合や練習の中でもその子のセルフイメージが見事なまで表れますが、それだけではありません。 毎日テニスをやっていた県内上位クラスの選手が高校2年生の夏から本格的に勉強を始めて筑波大学にストンと受かってしまう…(トーナメントクラスから有名国立大学へ7名の現役合格者が出ています) 一方、早くから学習塾に移っていった子が残念な結果に終わってしまった例も多々聞いています。 結局、「自分はやればできる人間なんだ!」と「頑張っても自分はうまくいかないことが多いんだよな」のセルフイメージなのです。 スポーツは一つひとつの技術の壁を乗り越えていき、少しずつでも勝利を増やしていき、その成功体験を積み上げて「やればできるんだ」感覚を獲得していく事も大きな目的の一つです。 そして育児・子供の教育も同様「自分は出来る⇒セルフイメージを上げる」ためにあるのだと思っていいのではないでしょうか。 私たちがこのアカデミーで、テニスの上達以外にやろうとしていることは、挨拶ができるようにさせてあげること、自分の体を少しでも思い通りに操れるよう「コーディネーション能力」を高めてあげること、セルフイメージアップ教室でセルフイメージのことや自信をつける方法を伝えてあげること、イベントに挑戦して「なんだ、自分でもできるじゃないか」という成功体験を増やしていく機会を与えてあげることなどですが、その中でも早いうちから自分自身の体を思い通りに操れるようになることが特に大切と考えています。 そのような子たちは笑顔が増えていき、積極的になってきます。 挨拶の声も大きくなってくるし、何よりエネルギーを感じます。 こういった子供たちが将来、社会において重宝されないはずはないと思います。 自分自身の体にすら信頼がおけないまま成長してしまうことは、とてもかわいそうなことではないでしょうか。 少しでも早く、そして沢山のいろいろな動きを経験させてあげてください。

今月のセルフイメージ(2015.9月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
『 チャンスをつかめる子供たちに… 失敗をどうとらえるかを子供に伝える 』 私がいつも悔しい思いをするのは、じゅうぶんな能力がありながら、それを発 揮できない子、発揮できないままそれが自分の限界だと思ってしまう子、そして その限界を低く見積もり過ぎて何事にも挑戦できない(しない)子が沢山いるこ と、そして、それを、変えることができないままアカデミーを去っていってしま った子供たちがいること。 私から見ればもっとできることは明白。 ホンっと沢山いますもっともっとでき る子、逆に言えば十分に発揮できている子は珍しい。 もっと出来る子であっても、 平均点より上ならまだ気づかずに済むかあるいは、傷が浅い。 明らかに自分を低く見積もり過ぎて、あきらめ、卑屈、無関心を装うといった 子が変われなかった場合に、変われたとしても 10 のうち 1 か 2 くらいだけの 場合には、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。 子供たちも何かのきっかけ で自信を少しでも取り戻したくてテニスに踏み切ってくれたかもしれないし、そ の子の親もそれを期待してくれていたはずだと思うのです。 赤ちゃんの時は、自信が 100%、何でもできると思っているのだそうです。 年齢が上がるたびに自信がどんどん減っていくわけです。 一番の原因は…そう、 一番近くにいる親です。消極的、心配性、人に迷惑はかけないように、~でなけ ればならない型、「ダメ!」が多く失敗を極端に恐れる、子供にも失敗させないよ うに細かい、失敗すると怒る親などの場合に、自信がなくチャンスを生かせない 子供が多いように感じています。 子供がとても窮屈さを感じているようで、「下 手を打つくらいなら何もやらないほうが無難…挑戦などもってのほか」が滲み出 ているのです。(…だから何かやるとなると失敗が多いのです) 逆に何事にも物怖じしないで、どんどん挑戦し、すくすく伸びていく、チャン スを生かせたな、掴めたなっていう子供は、その親も積極的、挑戦的、楽天的、 子供の可能性に注目している、という共通点が私の感覚としてあります。 そこでお願いです!命に関わるような重大なものでない限り、子供たちにどん どん失敗を「体験」させてあげて欲しいのです。いいじゃないですか?2~3 回 寝坊して遅刻したって。 それを親が起こしてあげるほうが失敗だと私は思います けど。 セルフイメージアップ教室では、「失敗」という言葉はなく「学び」と捉 えて「感謝」しようと伝えています。(さりげなく宣伝していますが…)

今月のセルフイメージ(2015.8月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
 『 挨拶が出来ないこどもたち、いつまでも苦しまないように! 』 30年以上子供たちと関わってきて最近強く感じること…「挨拶や返事ができない、反応がない、笑顔が少ない 何を考えているかわからない、エネルギーを感じない、暗い、声が小さい、話しかけてこない、子供同士の会話が減っている、ネガティブな言葉が多い、頑張ろうとしない」…勉強ができないから将来苦労するとは限りませんが、挨拶が出来ない子供は将来まちがいなく苦労しますよね。 「行ってらっしゃい、ただいま、おやすみ、ありがとう、いただきます、ごちそうさま」など 自然に言えているでしょうか。 正直私は子供の頃から挨拶が得意でした。 よく先生に大きな声で、はっきりと挨拶をしたもんです。 暴露すると、これが先生たちからの自分の評価を高めることを知っていたからです。 今思えば良かったのは、母親が挨拶の天才だったからだと思います。 買い物に行ってもどこに行っても誰彼構わず、しょっちゅう挨拶・お訪ねをするのです。ですから店で品物を探す、道を聞くなど、「こんにちは、すみません、○○ご存知無いですか?どこにありますか?」物心ついてからいつもこの調子です。 園児時代の私がもう少し自分で探したらと恥ずかしく思ったくらい…それでも時間の無駄は全くないし、とうぜん誰よりも尊敬できる母親でした。 まずは子供たちに「挨拶はとっても大切なこと」だと思って欲しい。挨拶のやり方ではなく、なぜ大切なのか。その心を伝えなければならないと思っています。 挨拶ができなかったり、周りにうまく溶け込めない子供たちには、自己評価、自己肯定感、自尊感情、つまりセルフイメージが低い子がとても多いそうです。 できない子供も、本当は挨拶したい、だけど、できないのだと思っています。 初めのうちはとっても苦しそうです。 でも、ある壁を乗り越えれば「なんだ、こんなに挨拶って簡単だったんでだ。やってみれば気持ちいいな!」って思えるのだと思います。そして、自信がついてきて声も大きくなってくるのだと思います。 挨拶一つから子供のセルフイメージが変わってくることが多いのが実感です。 プロキッズクラス以上になると、ほとんどの子が気持ちよい挨拶ができるようになってきていることに気が付いていただけてますでしょうか。

今月のセルフイメージ(2015.7月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
「 自分に、周りに、子供に使っている言葉に注意してみましょう。」 5月、6月の“セルフイメージアップ教室”では、「小さな成功を積み重ねる」「くちぐせを変える」をテーマにしました。 「口ぐせを変えて自分を変える」のワークでは、普段よく使っているかもしれないでも、だって、どうせ(3Dというそうです)などを、インターネットからの情報をまねて、なるほど、そうね、そしたらから始まる同じ意味の肯定的(プラス)な雰囲気の言葉に変えてみようという作業を、例題や自分たちの口ぐせを使ってやってみました。 人は自分の心との会話が一番多いいですから、口ぐせがその人の性格、人格、品格を作るのだそうです。確かに3Dの後には“出来ない”“無理”や言い訳が続きます。頭の中にも否定的な場面しかイメージできませんね。 当然3Dが多い人はセルフイメージも低くなるので、残念な人生を過ごすことになるといえます。私たち親は子供たちの言葉を常に気を付けておきましょう。 親が日常使っている言葉や子供に対する何気ない一言も非常に大切になります。子供のセルフイメージを下げる言葉は厳禁です。成人の心的問題のほとんどが親からの言葉の暴力によるトラウマといわれています。 その最大のものはその子の人格や容姿などを否定する言葉であり、世界一信頼している親から「生まれつき頭がよくないんだから」「のろまなんだから」「愚図なんだから」「足が遅いんだから」「ずるい子だね」「いい加減な子」「嘘つき」「誰に似たの」なんて言われると、そのままセルフイメージになってしまいます。だからその通りをやってしまうのです。そして「やっぱり私ってそうなんだ」になってしまい、さらに強化されるのです。 という事は逆に子供を伸ばしていける言葉もあるはずです!